痰湿タイプの整え方
・夕方になると、靴がきつくなる
・朝から体が重だるい
・雨の日は、なんとなく調子が出ない
・甘いものが無性に食べたくなる
そんなお悩みを感じていませんか?
「太ったのかな」
「運動不足だからかな」
そう、自分のせいにしがちですよね。
それは、単なる
「むくみ」や「疲れ」ではないのかも。
ため込みやすい状態になっている、
体からのサインかもしれません。
そんなときは、
「むくみをなくそう」よりも、
「流れやすい体を育てよう」と意識して。
この記事では、痰湿タイプの特徴と、
食事や暮らしから整える方法をご紹介します。
痰湿タイプとは?
余分な水分や、老廃物が滞った状態を
「痰湿(たんしつ)」と呼びます。
"痰"という字が入っていますが、
咳や痰だけを指すわけではありません。
体の中に残った、
余分なもの全体を表す言葉です。
体は、本来、
食べたものをエネルギーへ変え、
不要になったものは外へ出します。
そうやって、
必要なものだけを巡らせるのですが、
その流れが少し滞ると、
重だるさや、むくみとして現れることも。
そのため、
痰湿タイプの方には、
- むくみやすい
- 体が重だるい
- 朝からすっきりしない
- 雨の日や湿度の高い日に調子が落ちやすい
- 胃もたれしやすい
- お通じがすっきりしない
- 甘いものやこってりしたものが好き
- 肌がベタつきやすい
などの特徴が見られることがあります。
どれか一つでも、
「私かもしれない」そう感じたなら、
体は今、
少し、休ませてほしいと、
教えてくれているのかもしれません。
痰湿タイプになりやすい人
痰湿タイプは、
穏やかで、
安心感を与える人が多い印象です。
人の話を聞くのが上手で、
思いやりがあり、争いごとが苦手。
その反面、自分の疲れには、
鈍感になりやすい傾向があります。
「あと少し頑張ろう。」と、
つい、無理を重ねてしまうことも。
嫌なことがあっても、
誰にも言わず、我慢したり、
頼まれると断りにくく、
気づけば、予定がいっぱいに。
そんな日々が続くと、
心も体も少しずつ重たくなってしまいます。
また、心地よい時間を
大切にしているからこそ、
甘いものやおいしいものが、
癒しになっている人も少なくありません。
このような習慣から、
体は巡りは、少しずつ滞ってきます。
痰湿タイプは、
頑張ることより、
ひとつずつ手放していくこと。
それが、整える第一歩になります。
痰湿タイプ
食事の3つの基本
痰湿タイプの食事で意識したいのは、
「何をたくさん食べるか」より、
「ため込みにくい食べ方に変える」こと。
食事を軽くするだけでも、
体は少しずつ、軽やかに変わり始めます。
- 1.温かいものを選ぶ
-
冷たい食事ばかりにならないよう、
温かい汁物や料理も取り入れましょう。胃腸をいたわり、
巡りを整えてくれます。 - 2.よく噛む
-
早食いになっていないかもチェック。
しっかり噛むことを意識するだけでも、
食事のペースをゆっくりにできます。噛むことで消化リズムが整い、
溜めにくい体の土台づくりに役立ちます。 - 3.腹八分目を意識する
-
「お腹いっぱいになるまで」ではなく、
「もう少し食べられる」くらいで箸を置く。それだけでも、
食べ過ぎを防ぐきっかけになります。夜の食事も、生活リズムに合わせて
軽めに意識すると、体の負担が減ります。
痰湿タイプにおすすめの食材
胃腸に負担をかけず、体に溜まったものを
やさしく外へ導く食材を選びましょう。
大根・キャベツ
消化を助け、体の滞りを
やさしくほどいてくれる野菜です。
胃腸をいたわりながら巡りを整えてくれます。
あさり・しじみ
中医学では、
余分な水分を流す手助けをしてくれる食材。
むくみが気になる方や、
夕方に、体が重く感じる方にもおすすめです。
玄米
ゆっくり食べることも、立派なセルフケア。
噛むことで消化リズムを整え、
溜めにくい体の土台づくりに役立ちます。
特に、夕方に体が重くなる方は、
白米から玄米に変えるだけでも変化を感じやすいです。
小豆
昔から"余分な水分を出す食材"として、
親しまれてきました。
甘いおしるこよりも、小豆ごはんなど、
食事として取り入れるのがおすすめです。
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今日から作れる
おすすめレシピ
巡りを整える、
しじみと大根のデトックス味噌汁
材料
- しじみ
- 大根
- ごぼう
- しいたけ
- わかめ
- 無添加だし
- 味噌
味噌汁は、巡りを整えながら、
胃腸も温め、ほっと落ち着かせてくれます。
毎日のデトックス習慣に。
▸しじみと大根の味噌汁の詳しい作り方はこちら
小豆とさつまいもの玄米ごはん
小豆・玄米・えのきで、
たまりやすい“余分なもの”をやさしく手放す。
気力を補いながら、デトックスを促し、
疲れにくい体へ整える、養生ごはんです。
あさりの豆乳クラムチャウダー
あさりでむくみ解消をサポート。
内側から温めながら、
心を落ち着かせ、疲労回復に。
胃に優しく、
夕方の冷えや重だるさにも寄り添ってくれます。
切り干し大根ときのこのピリ辛煮
常備菜にも使いやすい、
痰湿タイプと相性のいい作り置きです。
冷蔵庫にストックしておけば、
忙しい日の味方にも。
痰湿おすすめ飲み物
ハーブのチカラを巡りやすく整え、
内側のお掃除をサポートするブレンドです。
余分なモノを溜めたくない方におすすめのダンディライオン(西洋タンポポ)やジュニパー、ネトルなどが、日々の生活をすっきり、スマートに導くお手伝いをします。
痰湿タイプが控えたいもの
「これは絶対に食べてはいけない」という
ルールをつくる必要はありません。
ただ、痰湿タイプの傾向が気になるなら、
これらが習慣になっていないか、
振り返ってみましょう。
- 冷たい飲み物
- 甘いお菓子・砂糖の多いもの
- 揚げ物・脂っこい料理
- アルコールの飲みすぎ
- 夜遅い食事
とはいえ、
たまに楽しむ日があっても大丈夫。
次の日に、また整える。
大切なのは、
一食を完璧にすることではなく、
「今日は少し重かったから、次は軽くしよう」
と、戻していけることです。
暮らしの中で意識したいこと
痰湿タイプの整え方は、
食事だけではありません。
毎日の暮らしの中で、
- 動く
- 温める
- ため込まない
この3つを意識してみましょう。
まずは、少し歩いてみる
運動が苦手なら、
いきなり激しい運動をする必要はありません。
- 自分のペースで、お散歩
- 買い物のとき、少し遠回りしてみる
- エレベーターではなく、階段を使う
- 軽くストレッチをしてみる
そんな小さな運動から始めてみましょう。
お風呂は、ゆっくり温まる時間に
シャワーだけで済ませているなら、
湯船に入る時間をつくるのもおすすめです。
「汗をたくさん出さなきゃ」と頑張るよりも、
体を温めて、
「今日も一日お疲れさま」
と、自分を休ませる時間に。
気持ちもため込まない
そして、もうひとつ。
心の中にあるものも、
少しずつ外へ出してあげましょう。
- 好きな人と話す
- 日記を書く
- 好きな音楽を口ずさむ
意外かもしれませんが、
感情も、ため込まない。
心が軽くなると、
体も不思議と軽くなっていきます。
今日からできる、
痰湿タイプの3つのこと
- 飲み物を、冷たいものから温かいものへ
- 10分だけ、軽く歩いてみる
- 甘いおやつを、減らしてみる
小さなことから、少しずつ。
その積み重ねが、
心と体の、軽やかさを育みます。
頑張るよりも、
そっと手放す。
痰湿タイプのあなたに必要なのは、
頑張って、何かを足すことよりも、
少しずつ手放していくことが、近道。
- 食事を少し軽くすること
- 少し歩いてみること
- 自分の気持ちを吐きだすこと
そして、
「今日はもう十分、頑張った」
そう言って、
自分を休ませてあげること。
その小さな積み重ねが、
巡りを整え、心も体も
軽やかな毎日へとつながっていきます。
あなたのペースで、
"ため込まない暮らし"を育てていきましょう。
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